2月22日朝、霞ヶ関・東京地検前で2人を激励しました!

2月22日朝、拘束中の仲間2人が送致されるタイミングに合わせ、霞ヶ関東京地検前にて激励を行ないました。
 
 「がんばれ!」「不当逮捕を許さないぞ!」「赤坂署による暴行を許さないぞ!」つぎつぎとやってくる警察のバスに大声で呼びかけ、手を振ります。バスの窓は暗く閉ざされ、人が乗っているのかどうかすら分かりません。それでもわたしたちは励ましの声を送り続けました。「ちゃんとメシ食ってるか!?」「警察は人権侵害をやめろ!」囚われの仲間たちはもちろんのこと、同様に送致されてくるたくさんの「被疑者」の人たちにとっても励ましになるように・・・
 警察バスを待つ間にも、通行人や東京地検のひとたちに向け、アピールをしました。なぜわたしたちがいまここでこうして叫んでいるのか、沖縄・高江で起こっていること、20日アメリカ大使館前であったことなどを、代わる代わる話しました。
 そして10時をまわったころ。突然、門番の警備員たちの頭越しに、大きな叫び声が聞こえました。ハッキリと聞こえました。それは聞き慣れたあの声。
 
 そう、わたしたちの仲間の声でした。
 
 繰り返し叫ぶ元気な声に、思わずこちらも我を忘れて叫びまくりました。「うおー!うおー!!!」おかげで仲間が何を言っていたのか聞きとれず・・・(ゴメンね)。たぶん、バスを下ろされ地検の巨大な建物に移送される、ほんのわずかの間のことです。「応援してるぞ!がんばれ!」「待ってるぞ!!」また辺りが静かになっても、ひきつづきわたしたちは声をあげつづけました。中にも届けと念じながら。
 
 不当に拘束されている仲間たちは、きょうの送検によって、このあとさらに10日間勾留されるかどうかが決まります。東京地検は、法的根拠すら言えない赤坂警察の人権蹂躙に手を貸すことなく、公明正大な判断をすべきです。そう、一刻も早く、仲間を返せ! 
 

参考:大阪弁護士会「もし、あなたや、親族、知人が逮捕されたら・・・」
http://www.osakaben.or.jp/web/05_consult/01/09.php
 警察に逮捕されると、逮捕の手続としては最大72時間の間、身体を拘束されます。逮捕から48時間以内に、あなたは検察官の元へ連れて行かれます(これを「検察官送致手続・送検」といいます)。
 検察官が、あなたには定まった住所がない、または逃亡すると疑うに足りる相当な理由がある、または証拠隠滅(証拠や証人を隠したりすることをいいます)すると疑うに足りる相当な理由があると考え、かつあなたの身体拘束を続ける必要があると考えれば、その後24時間以内に、裁判官に引き続き身体を拘束するように(この逮捕に引き続いての身体拘束を「勾留」といいます)請求します。
 検察官からの勾留請求があると、裁判官があなたの言い分を聞いたうえで(これを「勾留質問」といいます)、引き続きあなたの身体を拘束するかどうかを決めます。